le fleuve ルフルーヴ

le fleuve ルフルーヴ

BLOG

2025/06/27 20:06



まだまだ続きます!イタリアの滞在日記。

ルフルーヴ✖️イタリア、という貴重なコラボ企画も開催されました💝

・イタリアでは、ルフルーヴならではのチョコレートイベント開催したり・・?もしてみたんですか? はい! ルフルーヴのボンボンとドリンクのペアリングイベントを開催しました。 来てくれたのは、近くの飲食店の経営者さんや、イタリアの友人Gemmaの知人など、約12名ほど。イベント前には、ルフルーヴのボンボンにぴったり合うドリンクを作ってくださる方と一緒にペアリングの試作もしました。コーヒーと合わせるショコラって、これまであまり試したことがなかったのですが、とてもいいペアリングができました。 イタリアはエスプレッソ文化。僕らが普段組み合わせないアイデアを持っていて。繊細な組み合わせというのか。すごくいい体験だったなと思います。

・他にはどんなイベントしましたか? イタリアでは「トスカーナトレール」という、自転車でトスカーナ地方を一周するイベントがありました。 このイベント、すごく自由で面白いんです。参加者は自分の好きなペースで走り、決まった締め切りもなく、景色や地元の食べ物を楽しみながら回るスタイル。日本のイベントとは違ったゆったりとした雰囲気でした。 そのトレールのコース上で、皆でパニーニ(サンドウィッチ)を何百個と作り、週末に販売させてもらいました。 パニーニ自体は、とてもシンプルで、難しくはないのですが、イタリアならではのいい素材を使っていて。たとえば、生ハムはその街で作られたものを当日現地でスライスし、モッツァレラチーズもその街で作られた出来立ての新鮮なものを使っていました。 素材選びからすごく新鮮でしたね。日本だと、チーズは北海道、トマトは熊本で、生ハムはどこどこでなど全国から集めますが。Gemma達がちゃんと良いものを探しているというのもありますが。地元でそれが全部揃っちゃうから驚きました。

・シェフがレストランでデセールを作ったりしたんですか? Gemmaのレストランでデセールを作るチャンスがありました。 旬の食材を使いたいと思い、地元で採れた新鮮なアプリコットを使ったスイーツを考案しました。 地元の食料品店で農家さんが育てたアプリコットを選び、レストランにある素材を組み合わせたり。アーモンドのメレンゲやヘーゼルナッツのクランブル、そして近くで採れる水牛のミルクを使ったジェラートも添えて。 合わせたのはトスカーナのプラトという場所がGemmaの生まれた街なんだけど、その街で育った陰干しの葡萄で作る「ヴィンサント」という甘口のワイン。 実は、Gemmaが以前お土産で持ってきてくれたワインが最高に美味しくて、滞在中訪れた店で見つけて購入したものです。そのワインとはちみつでアプリコットをマリネして香りづけしました。


さらにレストランの近くの草むらで見つけた細い緑の葉っぱ、フェンネルを飾りに使用。 別の日には、農業と民泊を営む方のところへ遊びに行き、野草を摘んでサラダに。オリーブオイルとビネガーを合わせると、素朴で美味しいサラダができあがりました。 そこでいろんな食べれる美味しいお花を教えてもらったのですが、それもレストランの近くに咲いていたので、デコレーションに使いました。日本にも山菜を食べる文化があるけれど、イタリアではさらに農業に近い生活をしている人がたくさんいるなと。 農地の広さは圧巻で、僕が住んでいる街の畑と比べたら10倍くらいの面積はあるんじゃないかと思うほど。 北海道の広大な自然が続いているような感覚で、なかなかできない貴重な経験になりました